ガーディナー&オルケストル・レヴォルーショネル・エ・ロマンティークによるベートーヴェンの交響曲第2番を聴いて

ガーディナー&オルケストル・レヴォルーショネル・エ・ロマンティークによるベートーヴェンの交響曲全集から第2番(1991年録音)を聴いてみました。
躍動感に満ちていて、かつ、逞しさに溢れた演奏となっています。更には、覇気に満ちていて、とても輝かしくもある。そして、音楽が存分に弾んでいて、嬉々とした表情を湛えている。
ベートーヴェン初期の交響曲でありますが、適度な猛々しさを伴っている演奏が繰り広げられています。ベートーヴェンの作品からしばしば漂ってくる野心、といったものの感じられる演奏だとも言えそう。そして、エネルギッシュでドラマティックでもある。つまり、誠に力感に溢れた音楽が鳴り響いているのであります。
それでいて、キリッと引き締まった音楽が奏で上げられている。颯爽としていて、清々しい。更に言えば、恣意的な表現は皆無であり、真摯な演奏となっている。と言いつつも、堅苦しさは全くなく、伸びやかで、晴れやかで、明朗な演奏が繰り広げられている。そのような音楽づくりが、第2番の性格に似つかわしいと言いたい。
しかも、全編を通じて、不純物を一切含んでいないようなピュアな演奏ぶりが示されています。そのこともあり、清新な雰囲気を湛えたものとなっている。
充実感と、爽快感とを備えている演奏。そして、この作品の魅力を存分に味わうことのできる演奏。聴いていて、心が弾んでもくる。
そんな、素敵な素敵な演奏であります。





